私立トップ校の情報事情!?早慶上理と情報Ⅰ

こんにちは、やべちゃんです!

2025年度入試から新たに加わった共通テスト科目の「情報Ⅰ」

ほとんどの国立大学では受験が必須になっていますが、私立国立含めて2次試験で情報が出ることは現状なさそうです。

では私立が第一志望の受験生は情報を勉強する価値はないのでしょうか?
答えは否!

前回、MARCHと情報Ⅰという記事でも書きましたが、多くの学部で「情報Ⅰ」が共通テスト利用入試で選択することができます。

専門理科や地歴の代わりに情報が選択できるとなると、かなり勉強のウェイトが減りそうです。
(情報の教科書と理科の教科書の厚さを比べてみてください。。。w)

さて、今回はそんな情報Ⅰは私立トップ校、いわゆる早慶上理でどの程度選択することができるのか解説していきます!

注目

早稲田大学 :使えるかは半々。独自試験も受ける必要がある。

慶應大学  :そもそも共通テスト利用入試がないので使えない

上智大学  :情報理工学科のみ利用可能

東京理科大学:全ての共通テスト利用入試で利用可能

早稲田大学

情報を選択可能

  • 政治経済学部
  • 国際教養学部
  • 文化構想学部
  • 文学部
  • 人間科学部(注意)
  • スポーツ科学部

情報を選択不可

  • 法学部
  • 教育学部
  • 社会科学部
  • 基幹理工学部
  • 創造理工学部
  • 先進理工学部
  • 商学部

早稲田レベルになると、そもそも共通テストだけで入学できる学部が限られています。
上記の表は共通テスト+独自入試の組み合わせの中に情報Ⅰが使える場合も含めているので、興味のある学部はしっかりと自分で調べてみてください。

商学部は独自入試しかないので、そもそも共通テストを受ける必要がありません。

人間科学部は一般選抜の「国英型」、「数英型」では情報を使うことができますが、「数学選抜方式」と「大学入学共通テスト利用入試(独自試験なしの受け方)」では情報を使うことができません。

情報がとっても得意な人におすすめなのは国際教養学部かもしれません。
国際教養学科は共通テストで国語必修+もう1つ(ここで情報が選択可能)、英語の独自試験、英語の外部試験が受験科目です。
要するに国・英・情報で早稲田に入れちゃう!(とはいえ、英語の壁は中々高いですけどね。。英検持ってる人はチャンスです!)

慶應大学

残念ながら、慶應大学は共通テスト利用入試がありません

2次に情報科目もないため、慶應が第1志望の生徒の皆さんは情報以外の科目に時間を使うことが得策と言えます。

上智大学

上智大学には、共通テスト利用入試があるものの、ほとんどの学部学科で「情報1」を使うことはできません

唯一使うことができるのは理工学部の情報理工学科で、理科か情報かを選ぶことができます。
情報理工学科に入るとなれば、当然情報周りの知識は入学後も使うわけですから、今後のためを考えても情報1をしっかり勉強するメリットはありそうですね。(もちろんその上で物理や化学の方が点数が取れるようならば、そちらを選択するのが吉です。)

東京理科大学

東京理科大学はなんと、全ての学部のA方式(大学入学共通テスト利用入試試験)において、情報1を選択可能です!

理学部第一部、薬学部、工学部、創域理工学部、先進工学部に関しては、これまで必須だった国語か情報を選択できるということで、理系の受験生にとっては歓喜なのではないでしょうか。

他の学部でも、数学や理科、地歴の代わりに情報が使えるのでウェイト的にはかなり減りそうです。

一方、理科大のA方式以外(独自試験のある入試方法)では情報が使えず、結局数学や理科が必要になってくるので、そこまで見据えた戦い方が必要です。
情報に全振りしていて、共通テスト利用がダメだった場合他の入試方法で戦えなくなってしまうので。。。

まとめ

今回は早慶上理の共通テスト利用入試で「情報Ⅰ」が使えるのかについて解説しました。

このレベルになってくると、情報を使わせてくれる学部も限られてくることが分かりました。

一方、共通テスト利用でこのレベルの大学に入ろうとすれば8割後半から9割以上の結果が求められます。
情報が得意な方は、情報を使うことでこのボーダーを突破することも夢ではないのではないでしょうか?

ではまたっ!

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