こんにちは、ヤベちゃんです!
筑波大学が共通テストの「情報Ⅰ」について経過措置を発表しましたので、今日はその解説をしようと思います。
先に結論から言います。
注目
2025年ど入試では一律75点が与えられる
実際のテストの結果は25点分に圧縮される
つまり換算得点=75+実際の点数×0.25になります。
0点の人と100点の人でも25点分しか点数差がつけられないということです。
さらに、情報学群以外の学類では情報は100点が50点に圧縮されます。
つまり、0点の人と100点の人で実際には12.5点分しか差がつかないということです。
もちろん入試は1点勝負の世界なのですが、はっきり言って情報学群でない限り情報Ⅰに多くの時間を割くことはあまりタイムパフォーマンスが良くない気がします。
(情報Ⅰのブログしている身としては辛いですが。。)
ちなみになぜこんなことが起きているかというと理由は2つあります。
- 過年度卒業者に対する配慮
- 「情報Ⅰ」の教育体制に対する配慮
2024年度入試までは情報はテスト科目に入っていなかったので、浪人生は1から勉強する必要があります。
そこで有利不利が大きく出過ぎないための配慮のようです。
また、情報は都道府県や高校によって担当の教員の数に格差が大きいそうです。
高校の情報教育の成長待ちということですね。
この経過措置は年度ごとに軽減されていきます。
一律に与える点数 | 圧縮の程度 | 換算得点の算出式 | |
2025年度 | 75点 | 25%に圧縮 | 換算得点=75 + 実際の得点 × 0.25 |
2026年度 | 50点 | 50%に圧縮 | 換算得点=50 + 実際の得点 × 0.5 |
2027年度 | 25点 | 75%に圧縮 | 換算得点=25 + 実際の得点 × 0.75 |
2028年度 | 0点 | 圧縮なし | 換算得点=実際の得点 |
まとめ
今回は筑波大学の情報に対する経過措置について書かせていただきました。
他の国立大学でも同様の配慮がある可能性が高いです。
また見つけたら記事にしようと思います。
志望校の配慮次第では情報は「切ってもいい」科目になり得ますのでしっかりリサーチしてください。
ではまたっ!